立田が批判されるべき?? 柏vs湘南マッチレポ
J1は後半戦に入り早2節消化。
今節は18位湘南との対戦、まさしく裏天王山となりました。
前回も書きましたが、後半戦最初の5試合は中位以下との対戦が続きます。
19節終了時点では、
15位G大阪:勝ち点20
16位横浜FC:勝ち点14
17位レイソル:勝ち点13
18位湘南:勝ち点12
と下位3チームは少し離される状況になってきていたため、敗れれば残留争いでの立場が悪くなる湘南との直接対決でした。
結果は1-1の引き分け、お互い勝ち点1を分け合う結果。
横浜FCが敗れたため順位は16位へと上がりましたが、アディショナルタイムに追いつかれての引き分けでしたので、悔しい引き分けとなりました。
試合を振り返っていきます。
ジエゴが移籍後初スタメンになりました。
細谷の得点をアシストし、早速結果を残しアピールしました。
また、大きく目立つプレーではありませんが、相手GKのロングボールを競る古賀のカバーに入るシーンもあり、今後へ期待がもてました。
ただ、ファールの際に相手選手と揉めてイエローが出てしまったところは、玉に瑕でしょうか。後述しますが、立田の退場シーンもジエゴがいたら防げたかもしれません。。。
分岐点となった立田の退場
79分に相手FWと入れ替わるタイミングで倒してしまい、オンフィールドレビューの結果DOGSOの判定で退場となりました。
※日立台のビジョンにはこんな感じで映し出され、スタンドからは全く見えず笑
このシーンを見返してみると、相手GKがロングボールを蹴れる状態にもかかわらず、柏のDFラインの選手たちは、自分のマークだけを見ている状況でした。
古賀は相手選手を追いかけ中盤まで行ってしまっていまい、片山土屋の両SBも外の方まで相手を捕まえにいき、中央で立田と相手FWが大きなスペースで1対1となってしまっていました。もちろん、倒してしまった立田にもミスがあったことは否定できませんが、彼を厳しい状況にしてしまったチームとしてのミスだと思います。マリノス戦の2失点目から修正できていないようなシーンに見受けられました。
マリノス戦では、立田の2枚目のイエローカードが不用意だったために、批判されていましたが、今回の事象は彼だけが槍玉に上げられるような問題ではないのではないかと考えます。
立田の周囲のDFが彼をカバーできるポジションを取れていれば、今回のシーンはDOGSOの見逃しにはならず、VARが介入できる状況にならないので、彼が退場になることもなかったので勿体無いシーンでした。(主審の今村さんは、最初はノーファールの判定をし、VARのレコメンドにより判定が変わりました。)
ジエゴが出ていればなあといったシーンでした。彼がフル出場できるコンディションだあったのなら、あのイエローカードがなければ、交代せずピッチに立っていたのではないかと思うと、あのイエローカードも勿体無いプレーとなりました。
退場後の5-3-1
この退場で一人少なくなったレイソルは、田中を投入し5-3-1であと10分強を守り切る選択をしました。この選択により、湘南が攻め続ける展開となりました。
中盤3枚は山田椎橋落合となり、足が止まってきた椎橋と攻撃が得意な途中出場の両サイドといった配置となりました。この中盤では、守備が思うようにいくわけもなくスライドが遅れ、相手がフリーでDFラインに対して侵入されるシーンを作ってしまい、これが同点ゴールへとつながってしまいました。
この状況にするのであれば、田中の投入と同時に細谷→武藤の交代をし、5-4でブロックを作るぐらい思い切りがあっても良かったかもしれません。
なかなか勝てていないと、采配も弱気になってしまうのは十分わかります。ただ、ここでは4-4-1でボールホルダーにプレッシャーをかけていたらどうなっていたかなと思います。
来週のガンバ戦はab bank fes参戦のため、久々に現地に行くことができませんが、なんとしても勝って欲しいと思います。